1980年の創立より43年をすぎ、奥深くフットワークの軽い保育展開ができるように、組織とシステムを一層鍛えて、園児の世界をより広げていきます。遠足専用バスを使って3年間で数十回の園外保育に出向き、一年に400冊以上の本を読み与え、思い出と心を豊かにします。
遊びはすべての子どもの持つ潜在能力の開発に欠くことのできないものである。 それは栄養、健康、保護、教育などと同様に子どもにとって基本的に必要なものである。 遊びは単なるひまつぶしではない。 遊びは生活である。 遊びは歴史や、あらゆる文化を通じていつも人間とともにあった。 遊びは生活のすべての面に影響を与えている。 子どもは遊びをとおして肉体的に、知的に、情緒的に、社会的に発達するものである。 遊びは生きることを学ぶ術である。
大古里の裏山と呼ばれていた里山が、「育ちの森」になりました。数多くの樹種の繁茂によって野鳥などの生き物の森にもなっています。園児は一日森で遊ぶこともあります。
この地域に野生し根付き育っていた植物相を再現し、 同時に生存していた小動物を呼び戻し、幼稚園児がそれらと 豊かに関わりをもち、人間と自然と郷土を愛するひとに 成長してもらおうと、(財)埼玉県生態系保護協会の大きな 支援を得て、ビオトープを創りました。 埼玉県初の幼稚園ビオトープで、平成16年2月に 開かれた第3回『全国学校ビオトープコンクール』で 2部門の優秀賞を受賞しました。